うつの治療を初期段階から始めるためのセルフチェック

うつのセルフチェック

カウンセリング

うつは現代社会が抱える病気です。自分はうつにはかからないと思っている人も突然うつになってしまうこともあります。うつは症状が進んでからは治りにくい病気なので、適度にストレスチェックやうつチェックなどのセルフチェックを行うことが大事です。定期的にセルフチェックを行っていれば、自分のストレスの溜まり具合や、うつの初期症状が出ているかどうかがわかるので、早めに専門医療機関で相談することができます。インターネットでうつのセルフチェックを調べれば、サイトがいくつか出てきますので、定期的に受けてみましょう。一つのサイトではなく、いくつかのサイトでセルフチェックを行うことが大事です。いくつかのサイトの結果を総合的に判断し、専門医療機関への相談が必要かどうか考えてみてください。サイトにもよりますが、うつのチェックは2~3分でできるものもありますので、仕事の休憩時間や家にいるときなど、隙間時間でチェックすることができます。自分だけでなく、家族や周りの人にも定期的にストレスチェックやうつチェックを進めてあげるといいです。うつに対して社会全体でのチェックや早期発見の意識を持っていれば、深刻になる前に何らかの対策をとることができ、症状が悪化するケースを少なくすることができます。ネットのセルフチェック以外、自分でセルフチェックをする方法を考えてみましょう。まずは睡眠です。睡眠はうつと深い関わりがあるので、自分の睡眠に関して客観的に見ることができれば、体や心の状態がある程度わかるのです。一番わかり易い症状が、夜寝付きが非常に悪くなり、眠れなくなるというものです。睡眠で悩む日本人はかなり多いといわれていますが、床についてから30分以上眠れないという日が2週間以上続くようであれば心の状態が芳しくない可能性がありますので、病院で診療を受けましょう。夜にたくさん起きてしまうという人も要注意です。夜に何回も目が覚めてしまうのは眠りが浅い証拠です。もちろん、トイレなどが近いという理由で起きてしまう人は別ですが、眠りが浅いとその日に溜めたストレスを上手く取り除くことができなくなってしまいます。正常な人であれば、その日の疲れや嫌なことを眠っている間にある程度忘れることができるのですが、眠りが浅い人の場合はストレスがリセットされずに許容量以上溜まってしまい、うつなどを発症してしまうのです。また、眠れない、すぐに起きてしまうという症状とは逆で、睡眠時間が長すぎるというのも問題です。睡眠時間がいつもより長い期間が続き、朝なかなか起きることができないという場合は、うつの初期症状の可能性があります。睡眠に関してもそうですが、食事もうつの症状を見極める上で大切な項目になります。まず、食事の量がいつもより増えている人の場合ですが、食事量が増えて過食になるということは、ストレスが原因の可能性がありますので、ストレスを取り除くような生活を心がけることが大事です。逆に食事量が減ってしまっている人はさらに注意が必要です。食事量が減っている場合、体や心が回復するためのエネルギー自体が不足してしまうので、うつの症状が一気に進行してしまう可能性があります。すぐに病院でアドバイスを受けた方がよいでしょう。

ストレス軽減の方法

悩む人

うつの症状を予防するためには日々のストレスを軽減することが大事です。睡眠や食事や運動について日常生活でバランスよく行えているかチェックし、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。

うつ初期の気持ちの変化

ナース

うつの症状がかなり軽い段階のときに自分で自覚することができれば、病状が深刻化する前に治療することができます。どのような心境の変化が現れ始めたらうつに繋がる可能性があるのかチェックしておきましょう。

まずは自分でできることを

レディ

うつ病の症状を人に伝えることは難しく、また、正確に理解することも非常に困難です。しかし、うつ病チェックを行うことで簡単に自己診断を行うことができ、診察の際により適切な治療を受けることも可能になります。

早期発見と治療のために

ドクター

早期発見と早期治療という目的のためにも、先ずはネットで行えるうつ病の無料診断チェックを利用しましょう。そこで得られた診断結果などは、精神科や心療内科を実際に受診する際、自分の状況や症状を説明する時にも活用できます。